今回のテーマはトレンドラインとチャネルラインを使った環境認識です。
FXで重要な事の中で、難しいと言われている内の一つに、環境認識があります。
FXで勝率を上げるためにも、この環境認識のスキルが必要になってきます。
そこでこの記事では、環境認識の方法とやり方を解説していきたいと思いますので最後までよろしくお願いします。
目次
トレンドラインとは

トレンドラインとは、相場の流れ(トレンド)を知るために一定期間の高値と高値、安値と安値を結んだもので、相場が買いが強いのか売りが強いのかを判断するために引く線の事です。
トレンドラインには上昇トレンドラインと下降トレンドラインの2種類があります。
チャネルラインとは

チャネルラインとは、トレンドラインに並行して描くラインのことをいいます。
この線のことをアウトラインと呼び、トレンドラインとアウトラインの2本の線を合わせてチャネルラインと呼びます。
トレンドラインとチャネルラインの引き方
トレンドラインの引き方
それでは、トレンドラインの引き方を見ていきましょう。

上の画像は何も表示していないチャートですが、初心者の方の場合何処に引いたらいいんだろう?と思いますよね。
そこで、ビル・ ウィリアムズのインジケー『Fractals』を表示させます。
『Fractals』というインジケータは簡単に説明すると、直近の高値や安値を表示してくれるインジケータです。
色んな使い方が出来るインジケータで例えば
レジスタンスやサポートライン、トレンドラインやチャネルラインを引いたり
損切りポイントやブレイクアウトの目印に使ったり出来るとても便利なインジケータです。
設定方法は、インジケータ⇒ビル・ウィリアムズ⇒Fractalsの順番で表示出来ます

いかがですか?赤色の目印がでて来ました。
この目印にラインを当てていきます。
ポイントとしては目印の中でも目立つ高値・安値に当てていきます。
下の画像の矢印の所にラインを引きます。


いかがですか?
トレンドラインの中で値動きが限定的になってきました。
値動きの特徴としては、収束しきった後抜けた方に動き易くなります。
ちょうど翌日抜けたので下の画像をご覧下さい。

いかがですか?
4時間足で引いたチャネルラインは、多くのトレーダーが注目している為、ブレイクするとその方向に大きく動く場合があります。
その為トレンドラインは引いておきたいですよね✨
トレンドライン応用編
それでは次は応用編に入っていきます。
応用編では、4時間足のトレンドラインを引いた後、それよりも小さい時間足に引いて、4時間足のトレンドラインの中での値動きを予測していきます。
先ず下の画像をご覧下さい。

最初に4時間足でトレンドラインを引きます。
その後、1時間足で黄色のトレンドラインを追加した画像です。
この1時間足のトレンドラインの目的は、黄色のトレンドラインをブレイクした後、戻り売りのタイミングを計る為に引いたものです。
絶対では無いのですが、トレンドラインを抜けた後、押し目買いや戻り売りのポイントになる場合があります。
赤色の丸で囲んだ所が意識された場所になります。
いかがですか?
トレンドラインも水平線同様に、レジスタンスやサポートが入れ替わり、意識される場合が多々ありますので、トレンドラインは引けるようになっておきたいですよね。
トレンドラインの注意点
トレンドラインは上手く引ければ強力な武器になりますが、間違った所に引くと全く機能しないので注意が必要になります。
また、利用しているFX会社でも高値・安値が違う場合があるので注意が必要です。
ですのでトレンドラインはピッタリそこで機能するのではなく、ラインの周辺に抵抗帯がある。位に考えておいた方が良いでしょう。
チャネルラインの引き方
続いてチャネルラインの引き方を見ていきましょう。
チャネルラインの引き方はトレンドラインとほぼ同じになります。
ひとつ違うのは、安値と安値と高値の3箇所にポイントをあわせていきます。
下の画像をご覧下さい。

4時間足にチャネルラインを引きました。
矢印の所にポイントを当てると、2本の平行線が現れます、この事で上昇トレンドになっている途中だと言うことがわかります。
相場には波がありトレンドラインだけでは分かりにくい方向感を示唆してくれるのがチャネルラインですので。
トレンドラインとチャネルライン両方とも使って環境認識出来ればベストといえるでしょう。
チャネルラインの応用編
では、チャネルラインの応用編を見ていきましょう。
通常は上の画像のように上昇トレンドラインの場合は安値と安値と高値にポイントを合わせますが、それを反対に高値と高値と安値で引いてみます。


上の画像はチャネルラインの引き方を変えて2つ同時に表示しています。
一旦ピンクのチャネルラインを下抜いて下降のトレンド発生かに思えますが、水色のチャネルラインを抵抗帯として安値を切り上げながら再び上昇トレンドに転換しています。
チャネルラインを教科書通りに使っても分からない抵抗帯があります。
チャネルラインも引き方を変えて2種類引いてみると色々見えてくると思いませんか?
チャネルラインの注意点
チャネルラインの注意点としては、トレンドライン同様に間違ったところ引いてしまうと全く機能しませんので注意が必要です。
また、値幅が大きいと平行線の幅も広くなります、そのため短い時間で見た場合、方向感があっているのか分からなくなる場合があるので注意が必要です。
応用編で引いた2種類のチャネルラインは要人発言やニュースなどで機能する時と機能しない時があります。
一つの目安で使用していただくと良いでしょう。
トレンドラインとチャネルラインを使った環境認識
それでは、トレンドラインとチャネルラインを使った環境認識をしていきます。


このチャートから考察すると、一旦下降に転換したと思われたが、買いが強く安値を切り上げながらチャネルラインで反応し、再度上昇トレンドとなった。
4時間足の黄色のトレンドライン付近は売り買いの攻防が激しく、機能している。
もし戻って来た際は再度機能する可能性が高い。
このような考察が出来ると思います。
このようにトレンドラインやチャネルラインを組み合わせることにより、より有利なトレードが出来るのではないでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
環境認識はこれで3回目となり、1回目に取り上げた『移動平均線』、2回目に取り上げた『フィボナッチリトレースメント』これらと組み合わせることにより環境認識の精度が向上すると思います。
環境認識はトレードする上で欠かせないものです。
相場を完璧に読み取ることは不可能ですが、今回迄に取り上げた環境認識方法を実践し、使いこなすことが出来るなら、エントリーや利益確定、損切りも迷うことが少なくなると思います。
『移動平均線』の環境認識の記事は下のURLからどうぞ

『フィボナッチリトレースメント』を使った環境認識は下のURLからどうぞ

最後まで読んでいただきありがとうございます✨
免責事項
当Webサイトは教育目的として作成しております。投資に関する決定は利用者ご自身のご判断において行われるようお願いいたします。
今後もトレーダーの皆さんのお役に立てるよう、有益な情報を提供していきますので、この記事が気に入って頂けたら、サポートしていただけると嬉しいです(о´∀`о)
よろしくお願いします(o^―^o)
うしちゃんも使ってるTitan FX 詳しく知りたい方は↓↓↓をクリック

海外FX人気No.1、取り引きボーナス、入金ボーナスが魅力、最大レバレッジ888倍のXMの口座開設は↓↓↓のXM公式ホームページかバナーをクリック‼️



コメント