今回のテーマはフィボナッチを使った環境認識です。
FXで重要な事の中で、難しいと言われている内の一つに、環境認識があります。
FXで勝率を上げるためにも、この環境認識のスキルが必要になってきます。
そこでこの記事では、環境認識の方法とやり方を解説していきたいと思いますので最後までよろしくお願いします。
目次
フィボナッチとは
フィボナッチとは、イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチ氏が研究した「フィボナッチ数列」を意味し、投資の世界でもこのフィボナッチ数列を応用したインジケータがあります。
フィボナッチの種類
- フィボナッチ リトレースメント
- フィボナッチ エクスパンション
- フィボナッチ チャネル
- フィボナッチ アーク
この中でも最も使われているのがフィボナッチリトレースメントです。
リトレースメントとは「引き返す、後戻りする」といった意味があります。
という事で、今回はフィボナッチリトレースメントを使った環境認識を説明していきます。


これがデフォルトのフィボナッチリトレースメントです。
少し見づらいのでアレンジしましょう。

上の画像は色を変更して、数値を追加、価格が分かるように設定しました。
設定方法は、PC版の場合、フィボナッチのプロパティ⇒フィボナッチ・レベル⇒追加この後数値を入力していきます。

レベル設定と説明の所に下記の数値を入力していきます
レベル設定 | 説明 |
0 | 0(%$) |
0.236 | 23.6(%$) |
0.382 | 38.2(%$) |
0.5 | 50(%$) |
0.61.8 | 61.8(%$) |
0.764 | 76.4(%$) |
1.0 | 100(%$) |
1.382 | 138.2(%$) |
1.5 | 150(%$) |
1.618 | 161.8(%$) |
以上を追加します。
(%$)の設定はお好みですが、価格が表示されるようになるのでとても便利です。
スマートフォン・タブレットも同様に数値変更できますので、詳しい説明は割愛させていただきます。
設定は以上です。
フィボナッチリトレースメントを使った環境認識
では環境認識に移っていきます。
ここでは前提として、デイトレード・スキャルピングの環境認識でお伝えしますので予めご了承ください。
先ずは4時間足のチャートで、直近の高値・安値にフィボナッチリトレースメントを当てます。

そうすると上記の画像ようになり、先週底値を付け76.4%の所まで上昇してきたことが分かります。
フィボナッチリトレースメントで意識される数値は38.2%と61.8%と言われています。
この事を加味して考察すると、61.8%より上にあると言うことは買いの方が優勢と考えます。
もしこのまま100%を上抜くと、138.2%まで行く可能性もでて来ます。
反対に、38.2%を下まわると0%を下抜いて更に安値更新の可能性もでて来ます。
フィボナッチリトレースメントを使った戦略

上記のチャートから戦略をたてるとするならば、フィボナッチリトレースメントの50%より価格が上にあれば買い目線、下にあれば売り目線。
レンジを想定するなら、フィボナッチリトレースメント100%付近から売り、0%付近から買いの戦略をとることも考えられます。
このようにフィボナッチリトレースメントを当てて見るといろんな戦略をイメージ出来ると思いますので、いつもトレードしている通貨で試してみてはいかがですが❔
フィボナッチリトレースメント応用編
応用編では、期間の違うフィボナッチリトレースメントを2つ使います。
2つ使うことによってどこまで戻るか予測します。
先ず最初に4時間足の最後の戻り高値に注目します。

それでは次に矢印の所から2つ目のフィボナッチリトレースメントを引いてみます。

いかがですか?少々見づらいのはご了承ください。
ピンク色のフィボナッチリトレースメントの138.2~161.8%付近が抵抗帯になってるのがわかります。
これも加味してもう一度考察すると、買いが優勢だが利益確定はピンク色のフィボナッチリトレースメントの138.2~161.8%迄にする。
もしくはレンジを想定して、ピンク色のフィボナッチリトレースメントの抵抗帯である138.2~161.8%付近からの逆張りで、水色のフィボナッチリトレースメントの50%付近まで狙う。
等の戦略が考えられます。
まとめ
このようにフィボナッチリトレースメントを複数使うことて色んな戦略がたてれると思います。
トレードする通貨や、時間帯、その時の相場状況によって異なりますが、フィボナッチリトレースメントは奥が深く、もし使いこなせればトレーダーにとって最強のツールの一つになるのではないでしょうか?
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございます✨
免責事項
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移動平均線の環境認識の記事から↓↓↓のリンクからどうぞ

トレンドラインとチャネルラインの環境認識の記事は↓↓↓のリンクからどうぞ

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